新年のごあいさつ / 理事長 藁谷収

2020/01/15

 明けましておめでとうございます。2020年オリンピック、パラリンピックイヤーを迎えお正月はいかがお過ごしでしょうか。昨年は組合員その家族の皆様には大変お世話になりありがとうございました。
国民医療費は年を追うごとに増え続けています。2025年には団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となり、この医療費は8兆円を超えると予想されています。世界保健機構などが分類する「超高齢社会」を超え、どの国でも未経験の「重老齢社会」とも呼ばれる新たな局面に入っていくようです。
2019年も風のように過ぎ去りましたが、大型台風の上陸が相次ぎ、三浦半島、千葉県、長野県など各地に甚大な被害がもたらされました。この台風の被害は気候変動問題、いわゆる地球温暖化についてわれわれの身近な問題としてとらえる機会となりました。日常の生活に脅威を与え、日本、地球の存続に関わる危機としてとらえ、今やるべきことをしっかり考え、問題の解決に向けさまざまな行動を先送りしてはならないという警告だと考えます。
今年も地域の要望に耳を傾け、更により良い医療看護介護を皆様に提供していく事を誓い、新年のご挨拶とさせていただきます。

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。