2018/11/28
12年ぶりに横須賀で開催
1300人が参加
“生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます”のスローガンのもと、横須賀市文化会館で開かれた第63回母親大会に約1300人が集いました。
午前は7つの分科会。今回特徴的だったのは開催地横須賀は原子力空母もある県内最大の基地の街であるため、「横須賀から考える―基地・平和・環境―」の見学分科会を実施。バス1台40人で平和の母子像、原子力空母母港横須賀港、石炭火力発電所建設予定地等を見学。助言者の説明を聞き大変考えさせられた分科会でした。第1分科会ではたくさんの方が鑑賞した、ドキュメンタリー映画“OKINAWA1965”を上映。〝基地のない平和な沖縄〞が一日も早く来ることを願いました。
午後の全体会のオープニングでは、和太鼓集団・風楽舞の演奏で開演。記念講演は「経済活動は何のため 誰のため」〜人と経済の正しい関係〜と題して浜矩子氏(同志社大学大学院教授)の講演がありました。
経済活動とは人間の営み、人間を幸せにするための営みが経済活動である。ブラック企業や原発を推進する人たちがしていることは経済活動ではない。安倍政権の経済政策はアホノミクスですとの言葉が胸に響きました。講演後は各団体の交流、アピール提案、特別決議案等を採択し最後に「いま わたしたちは」を全員で合唱して大盛況のうちに幕を閉じました。
(S)