2019/10/23
9月20日 フォーラム横浜
冒頭みなみ医療生協の荷見組織部長から共同組織強化月間中の目標や、「地域の福祉力」を高めるまちづくりについて話があり、続く埼玉県幸手市でコミュニティカフェを開いている小泉圭司さんの講演で「地域の福祉力」とはどういうものかの実例を聞くことができました。
小泉さんはスーパー勤務時代、毎日店内のベンチで時を過ごす行き場のない高齢者を見たのをきっかけに、2007年にコミュニティカフェを開設されました。コミュニティカフェとは“人と人を結ぶ地域社会の課題解決を目指した場や居場所”と定義、自身のカフェを拠点とした食生活支援の弁当屋、有償ボランティア組織、気軽に専門職に医療相談のできる「暮らしの保健室」などの活動を紹介され、そのアイディアの豊富さ、実行力、地域での人材のネットワークづくりなど、行政をあてにせず個人の力で成されていることに驚きました。
休憩後県内共同組織の活動報告があり、わがみなみ医療生協は伊藤、鈴木両理事が「フレイルチェックを取り入れて」と題して、三浦市のフレイルサポーターとして活動する意義や実際のフレイルチェックの様子など、地域の健康づくりでの活躍を報告しました。
196名の参加で会場から多くの積極的な発言もあり、熱気あふれた集会でした。
(T)