2019年神奈川エリア大学習会

2019/08/07

「コドクはドクよ」〜取り残さない、みんな一緒に〜

5月30日 フォーラム(男女共同参画センター横浜)

県内4医療生協と福祉クラブ生協合同のエリア大学習会が今年も開かれました。今年のメインテーマは「コドクはドクよ」。今回は、記念講演は行なわずに各生協の活動報告に鈴木宏幸氏(東京都健康長寿医療センター研究所)からコメントをいただく形式でした。
各生協から健康診断のお勧めや地域でのつながりについて多彩な報告がありました。私が特に印象的に感じたのは北央医療生協の「つるりん班」の報告。大和市を拠点に活動をしていますが、この地域には医療生協の事業所はなく健康診断も対象外の地域のため事業利用をできない組合員がほとんどですが、健康づくりを中心に支部や班活動に取り組まれています。班長さんが自宅を開放して開催している「つるりん班」では、おひとり暮らしの方などが集まって「みんなで楽しくおしゃべりをして、おやつを食べて、元気になる」という、誰かとつながっている安心や楽しみが感じられる班会です。他の空き部屋でも布ぞうり、絵手紙、体操などと様々な班会が開催されています。事業所がない地域でも活動を通じて、コドクというドクに効く最良の薬である「つながり」を大切に、誰ひとり残さない街づくりをしていきます。

(K)